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気がつけば、とても気になる女の子がいた。 たった1人のその子のことを考えるだけで、嬉しくなったり悲しくなったり苦しくなったり……。 矛盾だらけのその心を、世間一般では「恋心」と呼ぶんだそうで。 まあそんなわけで俺、菊丸英二は、現在恋をしちゃってるわけなのです。 しかもですね、ヒトメボレとか言うヤツなんですよ。 最初に彼女に気がついたのは……いつだったっけ? とにかくあの子は、テニス部の練習をただ静かに見ていたんだ。 大きな声援を送って熱心に応援してる子たちからは少し離れて、ちょっと控えめにコートの様子をうかがう彼女。でも、そんな遠くにいる彼女から、なぜか俺は目が離せなかった。不思議なことに釘付けだった。 控えめな態度に反して、彼女の瞳には力があった。 一心に何かを見つめ、一瞬たりとも目の前の光景を見逃すものかと、そんな覚悟を秘めた瞳。 けど、どこか鬼気迫るそんな瞳も、時間がたつにつれてとても穏やかになっていく。見ているだけで幸せなのだと、その優しいまなざしが語っていた。そして、こんなふうに見つめられたら幸せだろうなーと、その時俺は漠然とそう思ったんだ。 ただ、残念なことに、その視線の先にいるのは俺じゃなかったけど。 もひとつ残念なことに、それ以降、彼女は現れなかったけど。 でも、今はどちらも問題じゃない。すぐにでもはっきりさせるべきことは、一体あの子は誰なのかってことなんだ。 ところがどっこい、調べようにも、悲しいことに名前がわからない。わからないから、他の奴にも聞きようがない。特徴を上げるにしても、「おとなしそうで眼力のある子」じゃ、ちょっとなあ……。 あーもーっ! なんで青学って、こんなに生徒の数多いんだよ! 廊下ですれ違うとかのちょっとした接触さえ一切ないってのはどうなんだ!? すれ違う時にたまたまぶつかった子が彼女だった、とかいう淡い想像を、一体どれだけしてきたと思ってるんだ! っていうかさ、マジでもう、偶然しか頼れるものがないんだよ。 だからお願いです、神様。 人の弁当のおかず欲しがったり、わがまま言って大石を困らせたり、乾が目を離したスキに試作品の汁に余計なモノ混ぜて、それを無理やり後輩に飲ませて意識不明にさせたりなんて二度としません。良い子になりますから、どうかもう一度彼女と会わせて下さい。ほんとにほんとにお願いします。 けど、どれだけ祈っても効果は一向に表れず(むしろ練習中も祈りに集中しすぎたせいで、むちゃくちゃ手塚に怒られた)、そうこうしてるうちに俺たちは3年生になった。 新年度につきものなのはクラス替え。 俺は同じテニス部の不二と一緒のクラスになり、ご機嫌で新しい教室に足を運び―― 一歩踏み込んだその瞬間、俺は神様の存在を確信した。 だってそこには、あの子がいたから。 俺は喜びを抑えきれず、思わず隣にいた不二に抱きついちゃったほどだった。 普段からスキンシップの多い俺だけど、何の前触れもないこの行動には、さすがに不二にも変な顔されたね。 それから新学期のお約束、クラス内の自己紹介で、気になるあの子はちゃんだと知った。 名前を知ったら、他のことが知りたくなる。もっともっと多くのことを。 君が知りたい。できる限りそばにいたい。そして仲良くなって……ううん、それだけじゃ足りない。だって俺は、君のことが好きなんだ。 そして俺は、君を思って日々願う。 今日は、昨日よりも話せるように。昨日よりも微笑みかけてもらえるように。 だから初めての席替えで、いきなりちゃんと隣どうしになれちゃった時は、一生分の運を使っちゃったんじゃないかと思って、逆に怖くなったくらいだった。けど、そんな怖さなんてたちまち吹っ飛んじまったけど。 「お隣りさんだね」って言われた時の俺の驚きをわかってもらえるだろうか。 「これからよろしく、菊丸くん」って言われた時の俺の喜びをわかってもらえるだろうか。 生きててよかったって、マジで思った。大げさじゃない。ほんとだって。 それ以降はお隣りさんの利を活かして、そりゃもう親睦を深めまくったさ。 おかげで携帯の番号だって交換できたし、常日頃からメールもやり合う、仲の良いオトモダチになれた。 そう、友達――俺は頑張って、何とかそこまで辿り着いた。 でも、俺が心から求めてるのはこのポジションじゃない。けど、どう頑張っても俺だけの力じゃ、その先に進めないのは明らかだった。 だって俺の大好きなちゃんには、他に好きなヤツがいたから……。 「ランキング戦に1年生が出て勝っちゃったんだってね。でもそれだと、今までレギュラーだった乾くんはどうなるの?」 「そういえばさっき、家庭科室で乾くん見たよ。テニス部名物の乾汁作ってるのかな?」 「せっかく乾くんがマネージャーに徹して頑張ってるんだから、文句言わずに飲まなきゃダメだよ。……でもあれって、ほんとにすごい味なの?」 事あるごとに乾、乾、乾。 不自然なくらい乾の話題が出すぎ。 これで感づくなって方がおかしいよな。 まあ俺は、初めて会った時から知ってたけど。 俺が惹きつけられたちゃんの瞳。そこに映ってたのは、人気抜群の手塚でも不二でもなく、乾だった。 そしてあの時の瞳は今も変わらない。ちゃんは、ずっとずっと、乾のことが好きなんだ。 ちゃんはさ、目で語れる子なんだな。 「目は口ほどに物を言う」っていうけど、読み取れるほどはっきり気持ちが表れるのって、相当なものだと思う。 たとえ目の前に乾がいなくても、ちゃんが「乾くん」と口にするたび、秘めてる気持ちが瞳に表れるんだ。 決して俺に向けられた瞳じゃないのに、ちゃんと乾の話をすれば、必然的に向かい合うことになる。俺が好きになるきっかけだった、乾への想いで彩られた瞳と。 その瞳が本当に俺に向けられていたのなら、たとえちゃんが何も言わなくたって、俺は彼女を抱き締めることができたのに……。 本当は、いつだってどこでだって、力いっぱい抱き締めたい。 抱き締めて、好きだって言いたい。 でもそれは、せっかく築いてきた友達の関係を崩すことにしかならない。ちゃんの心が乾に占められている限り……。 仕方ないけど、今は気長に待つしかないと思った。何かのきっかけで、ちゃんの中の乾の形が変わらない限り、俺の出る幕はないと思ったからだ。 けど、事態が一変したのは、そう思った次の日のこと。 なぜかちゃんは学校を休んだ。 担任から熱を出したと聞いたけど、昨日あんなに元気だったのに、急激に体調を崩すなんてちょっとおかしい。 休み時間のたびに何度かメールを送ったけど、返事はなし。 そうこうしてるうちに昼休みになったんで、俺はさっさと昼飯食べて、ちゃんに電話することにした。 でも、いざ電話しようとした矢先、 「英二」 いきなり乾が現れた。 「どしたの、乾。何か連絡漏れ?」 手塚、大石、乾あたりが他の教室にやって来るのは、まず大抵テニス部絡みのこと。だってこの3人が教科書や辞書を忘れて借りにくるって、まずありえない。だから乾の姿を自分の教室で見た俺が真っ先にそう思ったのは、とてもフツーのことだと思う。 でも乾は、どこか気まずそうな感じで首を横に振ると、俺の隣の無人の席に目をやった。 「あのさ、今日さんって……?」 ……なんで乾の口からちゃんの名前が出てくんの? 「ちゃんなら今日休みだけど……」 嫌な予感。 嫌な予感。 乾とちゃん、何かあったの? 何かあったから、ちゃんは学校休んでるの? 2人の間で起こる何か――それによって2人の関係がぎこちなくなるといったら、出てくる結論は1つしかない。 ――ちゃんは乾に告白したんだ。 「乾、ちょっと」 俺は乾を教室から連れ出した。そして人気のない特別教室棟の方へ。ちょっとね、人に聞かれるといろいろまずい話だし。 音楽室があいてたので、俺たちはそのまま中に入り込む。そしていきなり本題に。 「乾、昨日ちゃんと何かあった?」 いきなりこんなところに連れて来た上、直球まで放った俺に、さすがの乾も驚きを隠せなかったようだ。けど同時に、俺が大体の事情を知ってることにも気づいたようで、すぐに気を取り直し、簡潔に答えた。 「……あった」 「それ、ちゃんが今日休んでることと関係ある?」 「わからない。だが否定はできない」 乾らしい答え。でも、それが逆に俺の気に障る。 「休むくらいの何かがあったちゃんに、それでも乾は話があるわけ?」 「誤解が生じてる気がするんだ。だからこそ、あまり先延ばしにしたくない」 けど、俺の刺々しい物言いに動じることなく、乾はきちんと答えてくれた。 これは本来、乾とちゃんの問題なわけで、俺が口を挟むべきことじゃない。 口を挟むべきことじゃないけど――乾の言う『誤解』ってヤツが、何だかちゃんを傷つけてるらしいことはわかるから……。 俺はズボンのポケットに手を突っ込み、携帯を取り出した。 「先延ばしにしたくないんでしょ。出てくれるかどうかわかんないけど、一応電話してみたら? 番号教えてあげるから」 「さんは知らない電話番号が表示されても、ちゃんと出てくれる子か?」 「うーん、どーだろなー。じゃあいいよ、俺のでかけて」 そして俺は、乾が通話ボタンを押すのを見届けて、音楽室を出た。やっぱ俺がいるといろいろ話しづらいっしょ? ……けど、やっぱり気になるんで、ドアにピッタリ張りついてるけど。 若干の沈黙。そして乾の声。 「……さん? 乾だけど」 あ、ちゃん出たんだ。ひでーな、今まで俺のメール無視してたくせに、乾ばっかり……って、そういやこの電話、ちゃんの携帯には俺の名前で表示されるから、俺だと思って出てるんだよな。 「ごめん。今、英二の携帯からかけてるんだ。自分のでかけてもよかったんだけど、それだとさんの携帯には知らない番号が表示されるだろ? それだととってもらえない可能性が高かったから」 乾の声が笑ってる。俺だと思って出たら実は乾だった――なんて、ちゃんからすりゃ、とんでもないドッキリだもんな。きっと面白いくらい慌ててる。 と、ここで乾の笑いの質が変わった。どうも苦笑してる感じ。 「そりゃ同学年だし、名前くらいはね。それに時々だけど、テニス部の連絡とかで6組には顔出してるから、さんの席が英二の隣ってことも知ってる」 なんだ? どういう展開だ? 「どうもその辺りの認識に違いがあったみたいだから、ちょっと気になってさ。さん……すごく傷ついた顔してたから、もしかしたら誤解してるかと思って。そのことを話したくて6組まで行ったんだけど、今日休んでるって英二に言われてさ。それで携帯貸してもらったんだ」 ちゃんが傷つくような認識の違い……? 「俺はさんのこと知らないって言ったけど、それはさんの存在を知らないって意味じゃないよ。ただ、どんな人なのかわからないってことを言いたかったんだ」 あ、なんとなーく読めてきた。 多分乾は、よく知らないちゃんに向かって、はっきり「君のことは知らない」って言ったんじゃないか? ったく、勇気を出して告白した子に、その言い方はないよなー。 ……まあ、乾が一方的に悪いわけじゃないんだけど。でも俺は、全面的にちゃんの味方なんでね。 「俺とさんは、親しいって方じゃないだろ? いや、そもそも口をきいたのは昨日が初めてだ」 あ、それは初耳。 ってことはちゃん、乾との距離を詰めるという大事な下準備の前に、一気に行動に出ちゃったわけか? もーっ、おバカ! 一体今まで何のために、俺から乾の話聞き出してたんだよ! 俺の恋愛成就のためには、ちゃんの告白の成功を願うわけにはいかないけどさ、でもここまで不器用だと、何だか見てていたたまれなくなるよ。 「そういう人からいきなり好きだって言われてさ、さすがに俺も驚いたわけ」 ……ごめん、ちゃん。それに関しては乾に賛成。 俺も何度か知らない子から告白された経験あるけど、とにかく驚くだけで、それ以上のことってうまく考えられないんだ。まあ俺は好きな子がいたわけだから、余計その子たちの気持ちには応えられなかったんだけど。 ――なーんてぼんやり考えてたら、どうやら事態は一変した模様。 「……何?」 乾が怪訝そうに問う。な、何だ? ちゃん、乾に何を言ったんだ? 「――忘れてくれ……って?」 !? まさかちゃん、告白したこと忘れろなんて……言ってんの? ほんとバカだよ。そんなこと、肝心のちゃんにできるわけないじゃん。乾への気持ちが簡単に忘れられるようなものじゃないってこと、悔しいけど、俺はむちゃくちゃよく知ってんだぜ。しかも、それってば勝手すぎるよ。 「ずいぶん勝手なんだな」 まさに俺が思うと同時だったから、次に聞こえた乾の言葉には本気でビビった。 つーか、乾……怒ってる? 「言いたいことだけを言って、いきなり逃げて、そんなふうに人のことをひっかき回しておいて、今さら何もなかったことにしようって? そんな振る舞いこそ、俺に迷惑をかけてるとは思わないのか?」 言われてみれば、確かにそうだけど……。 でもさ、乾、あんまり怒らないでやって。あの子はただ、自分なりに一生懸命やったんだ。 ――と、そこでふいに、乾の声が優しくなる。 「泣かなくていい」 泣いてるんだ、ちゃん……。 けどそんなちゃんに対して、乾はとても優しかった。 言葉の端々にあいつなりの誠意が見えて、俺はただそれをぼんやりと聞いていた。 「いきなり言われてビックリしたよ。つき合って下さいって言われて困ったことは本当だけど、だからってさんのことが嫌だったわけじゃない」 「ただ、さんのことを知らなかったから。だから、最初からいきなり恋人どうしにはなれないってことを言いたかったのに、あの後君は走っていってしまったから」 「好きだと言ってもらえたことに関しては、まあ、その……嬉しかったんだよ。で、俺からの提案なんだけど、恋人の前に、まずは知り合いどうしになってみないか?」 「いわゆる、オトモダチってヤツだけど」 友達。 俺と同じ、ちゃんの友達。 でも、俺とは全然意味合いの違う友達。 それはつまり……そういうことだ。 「さんがよければだけど」 ちゃんが断るはずないじゃん。 「じゃあ決定」 ほらね。 俺はドアから離れた。けど数歩歩いて、またすぐ廊下に座り込む。 終わったな……。そう思った。 それからしばらくして、乾は音楽室から出てきた。 「ありがとな、英二」 「なんのなんの」 自分でも感心するくらいの爽やか笑顔で、俺は乾と向き合った。 正直、平気とは言い難い。でも俺は、乾のことだって好きだから。いくらちゃんが好きだって、乾自身が嫌な奴だったら、わざわざこんな協力はしない。 協力か……。それで自分の失恋を促してりゃ世話ないぜ。あーあ、立ち上がれないよ。 「英二?」 「あ、俺ちょっと電話するんで、先戻っていいよ。こんなとこ引っぱってきて悪かったな」 乾が微妙な顔してる。そりゃまあ……気づくよな、乾なら。俺のほんとの気持ち。 けどこれは、俺自身が決めた行動の結果だ。乾がどうこう思うことはない。ぶっちゃけ、ほっといてほしい。頼むから今だけは。 「……ここに座り込んでると目立つぞ。次の時間、音楽室を使うクラスはないから、中で電話するといい」 「……サンキュ」 俺はのそのそ立ち上がって、乾と入れ替わりに音楽室に入る。乾は、それ以上何も言わずにこの場を去った。その気遣いはありがたかった。 そして俺は、返してもらった携帯でちゃんに電話。1コールでいきなり出たことにちょっとビックリ。 『も、もしもし?』 「やっほー、ちゃん。俺俺ー♪」 『あ……菊丸くん?』 ホッとしたような、残念なような声。さては乾からだと思ったな。 俺だとわかって緊張の解けたその反応が、今はちょっと悲しかった。けど、ちゃんにそれを悟られるわけにはいかない。俺は『天真爛漫、いつも元気な菊丸くん』で会話を続けた。 「乾から電話あったっしょ? あれは俺からのお見舞いってことで、1つよろしく☆」 『お見舞い?』 「どう? ちっとは元気出たかにゃー?」 あ、何だか慌ててる。「も、もしかして。もしかしてっ」って、ひたすら連呼。 「日頃あれだけ乾の話を持ち出しといて、それでバレないと思うのはちとおかしいよ?」 『あ、あの……わたしとしては、とてもさりげなく聞いてたつもりだったんですけど』 「あれのどこがさりげなくだよー」 ああもう、かわいいなー。きっと今頃、「今さら言わないでよ、そんなこと」って、ほっぺたふくらませてるんだろうなー。 「まあまあ、むくれんなって。うまくいったんだろ?」 『まあ、ひとまず……』 「じゃあ明日は学校来れるな?」 『うん、行くよ。絶対行く。だって乾くんに会いたいもん』 瞳だけじゃなく、今はもう声でわかる。 ちゃんのすべてが、乾が好きだと物語っていた。 なんつーかさ、もう……引導渡された感じだよ。 「……そっか。じゃあ、今はしっかり休んどけ」 『ありがと、菊丸くん。……ほんとにありがと』 「礼には及びませんて」 そして俺は電話を切った。 何だかこれが、ちゃんとの最後の電話のような気がした。 これからは、今までみたく気軽にかけちゃいけないように思えて……。 そして電話してもおかしくないような大事な用事は、きっと俺とちゃんの間には生まれない。 「……告白した方がよかったのかな」 そんなことを思ったって、今となってはもうわからない。 「絶対、俺のがちゃんのこと好きだよなー」 今、乾の中に、ちゃんへの恋心はない。 でも、一生懸命想いを告げたちゃんの気持ちを、乾は前向きに受け止めたんだ。 これから乾は、ちゃんがどれだけ乾を好きなのかを知っていくことになるだろう。そして――好きになっていくんだろう。 そうして、ちゃんは幸せになっていく。俺なんかじゃ与えられない幸せを、乾からいっぱいいっぱいもらうから。 好きだよ。 何度言っても、言い足りない。 大好きだよ。 なのに、行き場のない想い。 けどこれは、俺が自分で決めたこと。 自分で決めたことだけど――こんなにつらいとは思ってもみなかった。 後から後から溢れる涙。 止まらない、止められない、止める気もない涙。 昼休み終了を告げるチャイムが鳴ったけど、俺はここを動かなかった。 明日はまた君に会える。きっと眩い笑顔だろう。 そして俺は、負けないくらいの笑顔で、そんな君を迎えるから――そのために今は目一杯泣かせて下さい。 そしたらきっと、心から笑える力が取り戻せるから。 −END−
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